葬儀社で働くことを検討している場合には、葬儀業界の就職率に目を向けて、長く働ける環境が整っている会社を見つけることが重要となります。例えば、葬式の司会進行や受付などの職種に関心があれば、採用後の研修の内容が充実しているところや、先輩社員から現場で適切な教育を受けられるところを探すことがおすすめです。また、基本給や手当などの金額が高めに設定されている会社については、採用試験の応募者の人数が多くなる傾向が見られるため、早いうちから書類選考や面接に向けて準備を始めることが大事です。
自分が死んだ後で残された家族に迷惑をかけないためや、自分が納得できる形で死を迎えるために終活を行うことが最近では一般的になってきました。その一環としてぜひ行って欲しいのが形見分けです。たくさんの物を所有している人は生前に自分で身辺整理をしておかなければ、残された家族に大きな迷惑をかけてしまうことになります。まだ元気でしっかりと自分で判断できる時に実施しておくことがすすめられており、整理を進めていくうちに処分するべきものや大切に取っておきたいものがはっきりとしてきます。
葬儀は遺族にとってはとてもつらく大変なことですが、どんなにつらくても来てくれた人に対して挨拶を行わなければなりません。告別式が終わり出棺時に故人の遺影や位牌を持って会葬者に喪主か遺族の代表が行います。会葬のお礼と故人が生前お世話になったお礼に始まってこれからもよろしくお願いしますということに加えて締めの言葉を述べるのが一般的な流れになっています。もし、故人が長期療養をしていてお見舞いに何度も来てくれた場合などは入院中のお見舞いのお礼も加えると良いでしょう。