一口に終活とっても、方法は様々です。個人や家庭によって終活に求められる内容は違ってきます。まさにやり方は十人十色ですが近年注目されているのが、いわゆる生前贈与です。一般的な家庭でも家長の方が多種多様な資産を形成していれば、検討に値する終活となります。生前贈与をした方が節税対策になりやすく、家長の方の意思を尊重した資産の継承が可能です。子どもや親せきの方が多い家庭の場合、生前贈与の方が経済的な恩恵が得られますし、長男には実家の土地と不動産を継承させ、長女には保有する株や投資用不動産を継承させたい等、家長の思いがそのまま反映させられるのが利点です。
亡くなって故人になると火葬が行われて骨になり、自宅に帰ってきます。その骨をお墓に入れることを納骨というのですが、どのタイミングで行えばよいか分からないかもしれません。確かに四十九日や一周忌など、ある程度決まったタイミングがあります。しかし、そのタイミングでやりたくないのなら、やる必要はないので安心しましょう。もしも、自宅にずっといて欲しいと考える場合は、仏壇にずっといてもらうことだって可能です。もちろん、火葬から一ヶ月目や百日目など、自身の好きなタイミングで納骨することもできます。
よい葬儀とは一体どのようなものであるのかを考えてみるとやはり故人が納得しているかどうかが重要でしょう。ですから、まずは考えることとしてあるのが故人の遺志を確認するということでしょう。そうすることによって上手くいくというよりは納得のいくものにしていくことができます。葬式にも色々と格式があります。格といってもそれはどのくらい費用がかかるのかということにかなり比例してしまうことではあります。よい葬式にしたいのであればまずは個人の遺志を確認するということから始めるようにした方が良いです。