2016年09月08日
葬儀費用の内訳と、費用を安く抑えられる葬儀プラン
葬儀全体にかかる費用（支出）の全国平均は200万円程度だと言われており、大変多くの費用がかかってしまうのが一般的です。この200万円という費用の内訳は、お葬式本体にかかる費用が120万円程度で、お布施などの寺院費用が45万円程度、そして飲食接待費が35万円程度となっており、本体費用が半分以上を占めていることが分かります。ですので費用を抑える方法としては、本体費用を減らすという方法がまず有効だと言えるでしょう。この本体費用は、よく広告などに掲載されている葬儀プランの料金のことであり、費用を安く抑えたい場合は、一般的なものより安いプランを選べばよいということになります。
本体費用を安く抑えられるプランとしては、会葬者を身内に限定する「家族葬」や、儀式を一日で完了させる「一日葬」、そして火葬のみを行う「直葬」があります。それぞれの本体費用については、「家族葬」は50万円前後で、「一日葬」は40万円前後、そして「直葬」は20万円前後とうのが相場であり、一般的な場合より費用を安く抑えることができます。ただし一般的な場合であっても、会葬者の人数が多ければ、それだけ香典による収入も見込めるため、全体の費用を支出と収入の差し引きで考えることも必要でしょう。