2018年05月01日

知っておきたい葬儀の日の決め方

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何か重要なイベントを行うときには大安の日が好んで選ばれますが、同じことが葬儀に関しても当てはまるのでしょうか。正しい知識を持っていれば、いざというとき慌てずに執り行うことができるのでぜひチェックしておくようにしてください。

カレンダーによっては記されていることがある大安や仏滅といった六曜日は、本来中国から日本に伝来してきました。従ってインドに由来する仏教とは関係が深いものではなく、いつ葬儀を行っても関係がないと考えられています。

しかし火葬場に関しては友引の日が休みになっていることが多く、このために友引の日には葬式を行うことができません。よく仏滅の日は縁起が悪いから葬式は行わない方が良いとか、友引の日に葬式をするとあの世に引っ張られてしまうといった迷信がありますが、実際のところこのようなことを気にする必要はありません。

日程を決めるときには六曜日よりも、火葬場の空き状況や遺族や親族、斎場や僧侶の予定を優先して決める必要があります。またこの他にも、どのようなタイプの葬儀を行いたいのかによっても日程が左右されます。通夜を行うのであれば2日は必要になりますが、直葬であれば1日で終わることになります。