2018年07月23日

日本と海外の葬式や埋葬方法の違い

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世界中には様々な宗教や風習があり、葬式や埋葬方法が異なります。ここでは日本と海外の葬式と埋葬方法の違いについて紹介します。ここで紹介するのはアメリカのキリスト教についてです。アメリカでは家族が亡くなると新聞の死亡広告を利用して周りの人々に知らせます。

知り合いが亡くなった場合はカードや花を喪主に贈り、日本のように喪主に香典を贈る習慣はありません。喪主が寄付を希望する場合は、指定された慈善団体に直接寄付します。葬式は教会や墓地で行われ、土葬が一般的でしたが最近ではこの習慣が変化しつつあります。

キリスト教独自の考え方として死者の復活という信仰があり、死者が復活できるように土葬が行われてきました。しかし衛生面や土地不足などを考慮して世界的に火葬が取り入れられつつあり、アメリカでの火葬率は40パーセントになっています。

ちなみに日本における火葬率は99.9パーセントとほぼ100パーセントに近く、日本の国土の狭さや宗教的な考え方において火葬は日本人にとって受け入れやすいものであったと考えられます。お墓の中に遺骨を納めるときにも、火葬しておけば体積が小さくなるので一族の遺骨が納めやすくなるというメリットがあります。