葬儀を執り行う立場になることは、長い人生の間でもそう頻繁にあることではありません。葬儀では喪主の存在が必須となり、近年の日本では配偶者が喪主となるケースが多いです。配偶者が高齢だったり病気という場合には話は別ですが、そうではない場合には配偶者が担うことになり、夫が亡くなった場合には妻がその役割を果たすことになります。
葬儀全体を取り仕切り、内容を決めていくことになりますが、その中でも頭を悩ませるのが葬儀での挨拶ではないでしょうか。挨拶は宗教ごとによる違いもあるので、自分たちの宗教に合わせた挨拶をするようにしましょう。
葬儀業者に依頼することで、挨拶のタイミングや宗派によるマナーの違いも教えてもらうことができ、どのタイミングで挨拶をすれば良いのかも教えてもらえるので安心できまさし。妻という立場から、長年連れ添った夫が亡くなったことに対して深い悲しみがあり、挨拶ができるような状態ではないという場合もあるのではないでしょうか。
その場合には、長男をはじめとした身近な人に挨拶を代理として行ってもらっても問題はありません。宗派をしっかりと把握し、適している挨拶をするように心がけておくことが大切になってきます。