2018年08月28日

葬儀にお供え物を持参する際はマナーを守って選ぼう

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お供えは、故人をしのぶ心を表すために用意するものなので、マナーを守って品物を選ばなくてはいけません。葬儀にお供え物などの贈り物を贈るときは、あらかじめマナーを頭に入れておけば迷うことがありませんし、失礼にあたることがなく安心です。

まず、お供え物としてふさわしくない物を頭に入れておけば、失敗することがなくなります。基本的にマナーに反すると言われているのが、肉や魚といった殺生につながる物です。また、鰹節や昆布などの慶事に通じると言われる物も避けなければいけません。

さらに、バラなど棘がある花や派手な濃い色の花も避けなくてはいけません。花を贈りたい場合は、故人をしのぶ気持ちを表すことができる白い胡蝶蘭が適しています。供養の気持ちをしっかり伝えたい場合は、桐箱に入った良い香りがする高級線香を選ぶのも一つの方法です。

もちろん、おせんべいや落雁といった定番の和菓子をはじめとして、個包装されたマドレーヌなどの焼き菓子も喜ばれます。葬儀にお供え物を贈る場合は、故人と遺族に敬意を表すためにも相応しい物を選ぶように気を付けましょう。ちなみに、葬儀に参列する際に持参する場合は、受付にいる係の人に、香典とあわせて御霊前にお供えくださいという言葉を添えて手渡すと良いでしょう。