2019年03月07日

世界で葬儀にかんする方法は違う

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世界各地では様々な葬儀方法があります。たとえば、チベットでは土葬を行うことが難しく、掘ることができない土壌であったため、鳥葬という独自の方法で亡くなった方を葬っていました。同じ日本でも沖縄の一部の地域では、埋葬だけではなく、土葬にしてから白骨化した骨を取り出して洗い、入れ物に入れて埋葬する形を取っていたところもあります。

韓国では泣き女と呼ばれる号泣する役の人を雇う制度が存在しており、なるべく多くいたほうが各が高いと考えられていました。風水で墓の位置を決めて埋葬していた中国の風習も、大変珍しいものがあるといわれています。

インドネシアでは亡くなられた方を葬るための儀式を3年にわたって続けているところもありますので、世界の広さを実感しやすいでしょう。今でも宗教によっては土葬を行うところが少なくありませんが、欧米では埋葬のほかに火葬が増えています。亡くなられた方のために花束を添えることが主流となっており、焼香制度はありません。また、米国では香典制度が存在しておらず、亡くなられた方への花束を持参している人もいます。その地域や生まれて育った土地など、様々な葬儀の方法がある為、なくなられた方を悼む方法を理解して葬儀に参列しましょう。