親しくしていた人が亡くなった知らせを聞いてもすぐに弔問に行くことができない場合もあるかもしれません。しかし、お悔やみの気持ちはすぐにでも伝える必要があります。その後でお通夜や告別式に参列することができれば問題はありませんが、それもできないということもあるでしょう。
それぞれの生活があり、仕事があるので突然の訃報にすぐに行動できなくても仕方がありません。ただ、その際にはきちんとマナーをわきまえて遺族への連絡だけは忘れないようにすることが大切です。親しい間柄であればあるだけ、遺族もお通夜や告別式に来てくれるだろうと考えているはずですし、顔を見たいと考えていたり、来てくれるのを待っているかもしれません。
事情があってどうにもならなかったということが理解できても、それ以降のお付き合いが気まずい状態にならないためにも連絡は必要不可欠です。直接話ができる状況なら電話がいちばん早いし、声が聞けることもメリットです。
でもゆっくり話をする時間があるかどうかもわからないので、メールのほうが都合がいいこともあるでしょう。とにかくお通夜も告別式も行かれないという場合には、できるだけ早くにその旨を遺族に伝えることが葬儀のマナーのひとつだと理解しましょう。そして、後日お参りに行くことも忘れないようにするべきでしょう。