葬儀を行ってくれた専門業者にお礼を渡したいと思っている方は多いです。いわゆる心づけです。封筒などにお金を入れて、心づけを渡そうと考えている方も少なくありません。ですが専門業者には、実は心づけは不要です。
専門業者としても、その料金を受け取らないルールにしている事が多いです。そもそも専門業者に依頼するなら、きちんと料金も支払う事になります。事前に業者と相談した上でお金を支払う訳ですが、その中にはサービス料金も含まれている訳です。
あらゆる料金が「込み」という形になっていますから、業者に対して心づけは渡さなくても問題ありません。お金を渡してしまいますと業者が困ってしまう可能性もありますから、控える方が良いでしょう。感謝の気持ちを表明したいなら、むしろ言葉にする方が無難です。
葬儀の手続きが一通り終了した後で構いませんから、手紙などで言葉で表現する方が、かえって喜ばれる傾向があります。ちなみに業者でなく、霊柩車の運転手や火葬場のスタッフにお金を渡すのは、特に問題ない事も多いです。ただ葬儀業者によっては、運転手に対する費用なども依頼料金の中に含まれている可能性があります。どうしてもお礼を述べたい時は、業者に直接相談してみるのが一番無難です。