お通夜のやり方はまず、家族が医療施設等で亡くなった場合、遺体を搬送することから始めなければなりません。遺体搬送車を葬儀社に手配し、希望の搬送先に運んでもらいます。主に自宅か葬儀場などが搬送先になるのが一般的です。
しかし、近年では火葬場の混雑によって葬式のめどが立たないケースもあり、遺体安置施設で遺体を待機させる可能性もあります。遺体を安置できたら、お通夜や葬儀をどこでいつ行うかを葬儀社に相談し、プランや見積もりの話し合いをしましょう。
葬儀社と契約したら日取りと会場について親族や故人とゆかりのある人達に連絡します。お通夜当日は17時ごろから弔問客を受け入れるケースが多いです。受付を設置して、弔問客に記帳してもらい香典を受け取ります。遺族は開始時間より15分程度早めに着席を済ませましょう。
開始時間後の流れは、まず僧侶が入場しますので、会場内にいる人々が起立して迎えます。その後、葬儀社が担当する司会が案内を行ってから、僧侶の読経が開始され終了後に法話を聞くのが一般的です。読経は30分程度行われるので、その間に焼香を済ませます。
僧侶が退場したら、喪主が通夜挨拶を行い閉式となりますが、通夜ぶるまいの席を設けている場合は弔問客に出席を勧めましょう。会食中に喪主は再び挨拶をし、弔問客が順次解散をして終了です。