2010年度の新語・流行語大賞に選ばれたのが「終活」でした。その時はそれほどのインパクトを感じなかった人も、年齢を増して来たことで実感すると言った人も増え、今では多くの人がこの終活を実践するようになっています。
この言葉の意味としては、人生の最後にある葬儀を自分なりに計画をしたり、お墓を予め用意しておくと言うことでした。葬儀の進行方法やお墓の選び方などを書き起こしておくと共に、遺書ではなく個人的な手紙にも利用出来るエンディングノートと言われるものにも注目が浴びました。
ですが最近ではこれらのことを含めながら、私物の整理をしておくと言うことも行われるようになっています。私物の整理を前もってしておくことで、残された家族に余計な負担をかけないと言う配慮が考えられます。長い間自分と共に生きて来た私物を処分することは、大変な勇気がいる場合もありますが、処分をしてしまうことで人生に一区切りをつけることが出来るとも言われます。
終活は悪い意味で取るのではなく、残された家族のために行うものと考えると良いと思われます。但し慌てて行うものではなく、空いた時間を見ながら自分のペースに合わせて行うことがベストな方法になるはずです。