人生の終わりの日というものは、自分で決めることができません。しかし、ある程度予測をしてその来たるべき日に備えて準備をすることは可能です。そこで、近頃増えているのが終活と呼ばれる活動です。これは、ある程度人生の終わりに差し掛かった人たちが、残される家族や周囲に迷惑をかけないため、自分の人生の後始末をある程度おこなっておきます。
高齢化社会の到来に伴い、元気なうちに人生の後始末をしておくことで、気持ちよく臨終の時を迎えようとすることです。さて、気になる終活の内容というのはどのようなものでしょうか。例えば、身の回りのものを処分します。
自分が旅立った後に多くの荷物が残されている場合、家族は後片付けに大変苦労をしなければなりません。そこで、処分できるものは自分で処分をしてしまい、身軽な状態にしておきます。そうすることで、家族への負担の軽減に繋がります。
最近では、インターネットが発達したことにより、デジタルデータの処分も忘れないようにしたいです。次に、財産の処分や相続に関する事柄です。誰に何を相続してもらうかということは、予めきちんと整理をしておき、できれば当該人の同意を得た上で処分方法を確定させておくことです。