2017年07月19日

樹木葬の方法および主な特徴に関して

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樹木葬と言いますのは、墓の目印として古くから活用されている墓石を建てません。そして、定められた埋葬場所へ樹木、あるいは花を目印としまして埋葬する葬儀になります。大自然に戻るエコロジーな埋葬としてここにきて関心度も高くなり、希望している人に関しても増加傾向にあります。

大自然に戻るからと至る所に埋葬して良いものでなく、法律的に許された所になりますので、埋葬場所につきましては霊園等の管理運営された敷地を利用することによって実施されます。また、埋葬許可証につきましても必要とされます。

樹木葬の手法の1つは、非常に広い里山において樹木を植える形式です。多くの場合、一人に対して一本、遺骨の埋葬毎に新たな形で苗木を植えます。里山の自然的な維持にも結びつく一方で、大自然に溶け込んで墓参りがし難いところがあります。

それに加えて、遺骨を粉末状という形で散骨するケースならば、埋葬したらあとになって遺骨を出すことなど不可能です。もう一つは公園型と呼ばれるもので、霊園の区画毎にシンボルツリーそのものが植えられ、その区画に対して複数人を埋葬することになります。

遺骨自体が混ざることになることから、これらの形式でも埋葬した後は遺骨の取り戻しは不可能です。また、 一個人のみならず、ペット可であったり、或いは夫婦又はファミリー単位で埋葬することができるなど、フレキシブルに応じられることは、樹木葬のアピールポイントです。