2017年08月02日

葬儀に供花を贈る際、付ける立札に注意

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故人へのお供えであり、会場を装飾する意味もある供花は、親族や友人などが贈るほか、葬儀に参列できない場合にも贈ることがあります。供花にはスタンド一基につき一枚、贈り主の名前を入れた立札を付けます。家族や、親戚などの故人に近い人から贈られたものほど、葬儀場の祭壇中央に近く、友人や仕事上の関係者などは、それらよりも外側に並べられ、誰が贈ったものか分かります。

立札の書き方は、身内であれば、個人名や連名で名前を入れる以外にも、「子供一同」、「孫一同」、「親戚一同」などがよく使われます。「○○家 子供一同」など苗字を先に入れることもあります友人の場合も個人名や連名のほか、複数人であれば「友人一同」として贈ることも可能です。

学生時代の友人であれば、学校名や卒業年を入れると分かりやすくて良いでしょう。仕事関係であれば、贈り主の会社名と役職・フルネームの名前を入れるのが一般的です。複数名で贈る際には、会社名・部署のほか連名で名前を並べるようにします。

また人数が多い場合は、「株式会社○○ ○○課 一同」というように、会社名・部署名に一同といれ、個人名を入れないようにしてもかまいません。このように、身内・友人・会社であっても「一同」として複数名で贈ることができます。

その際、贈り主が誰と誰であるか、受け取った側が分かるよう、伝票などには個人名を付けるようにしたほうがよいでしょう。また記載する文字や内容に間違いのないよう、注文時には気をつけることが大事です。