2017年08月11日

亡くなった方の遺族がわかりやすいように

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葬儀に参列したとき、受付で芳名帳と香典帳を開いているところがある為、どちらを先に書いたらいいのか、わからない方は少なくありません。結論から言うと記帳するべきは芳名帳だけで、香典帳には記入しなくてかまいません。

香典帳は専門の係りの人が記入するべき物だからです。参列する場合、業界や会社関係といった関係者ごとに受け付けている場合には、自分の該当するところに並びましょう。順番を待つ間に香典をバッグから出しておくとスムーズに受け付けてもらえるため、バッグから出しておくと後続の列に負担を強いなくてすみます。

なお、袱紗から取り出しておくことは礼儀作法に反することであるため、避けてください。並んで順番が来たら、お悔やみの言葉を述べながら香典袋を袱紗から取り出して、受付の人に渡しましょう。その後、芳名帳に記入することが正しい参列のための受け付ける方法です。

その後焼香を済ませることになりますが、気をつけたいポイントとして挙げられているのは、故人の信仰する宗派によっては焼香のやり方が異なります。そのため、焼香を済ませる前に周囲の人のやり方を確認し、そのやり方どおりにしておけば問題ありません。

なお、代理として参列する場合には、自分の名前を記入し、会社の代理といった形でわかるように書いておくと、相手側にも伝わりやすいでしょう。あわただしいからこそ遺族にわかるように書いておくことは、礼儀作法にのっとった行為といえます。