2017年09月18日

葬儀には実にいろいろな種類がある

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一言で葬儀と言っても実に多くの種類に分かれているため、それぞれの特徴を知っておくのはよいことです。日本人にとって最も一般的なのは仏式葬で、僧侶による読経で故人を見送るのが特徴です。こうした仏式のほかにも神道式やキリスト教式のものなど、特定の宗教による形式もあれば、無宗教の形式のものがあります。

例えば、無宗教の形式の葬儀の中には自由葬と呼ばれるものがあり、これは文字通り、特定の宗教にこだわることなく自由なスタイルで行なわれるもので、どちらかというと葬式というよりは追悼式や告別式という形式で行なわれることでしょう。

他にも、故人と関係が深かった音楽や生前から好きだった音楽を会場に流すなどして、音楽を中心としたスタイルのものを音楽葬と言います。さらに、別の無宗教のスタイルとして、偲ぶ会やお別れ会と呼ばれるものがあります。

これらは、基本的に近親者で密葬を済ませた後、後日改めて偲ぶ会やお別れ会として本葬などを行なうスタイルのことです。また、ホテルで行なうホテル葬もあります。別の種類の葬儀としては、通常の葬式の後に、川や海、山などに散骨し自然に返そうという自然葬が行なわれることがあります。

また、墓地として許可されている山に故人の遺骨を埋めてそこに樹木を植えるという樹木葬を好む方もいるでしょう。最近では、生前葬と呼ばれる形式もよく見かけるようになってきました。これは、本人がまだ元気なうちに、お世話になった方々と招いて自分で葬式を行なうことです。

自分の好きなやり方で進行できるという特徴があります。