2017年10月17日
キリスト教の場合はいろいろな注意が必要になる
葬儀の時に宗教を考えなければならないことがあります。特にキリスト教の場合は、注意しなければなりません。日本に昔からある神道や仏教と式の内容が異なることがあります。例えば、葬儀場で式が開かれずに、教会で開かれることがあります。
その場合は、賛美歌を歌うことがあります。信者でない方は馴染みがないでしょうが、賛美歌はできるだけ歌うようにしましょう。会場で、歌詞が印刷された紙が配られるので、それを見て歌いましょう。もう一つ大切なことがあります。
キリスト教の式では、お悔やみを言わないようになっています。死は悲しいことではなく、神様のいる天国へ行くことになるからです。遺族に声をかける時は、故人の安らかなお眠りをお祈りします、というような言葉にしましょう。
式の時は献花があります。この献花の仕方は、神道とは異なっています。両手で花を受け取り、花びらの方が右手になるように持ちます。その後に右手で茎を支えて、献花台に花を置きます。キリスト教には主にカトリックとプロテスタントの2つの派があります。
この2つの派で、式の内容は若干異なっています。カトリックの式に参加する時は、香典に御ミサ料と記載するようにしましょう。プロテスタントの場合は、御花料と書きます。御花料はカトリックにも使えます。ただし、御ミサ料はカトリックにしか使えなので、注意しましょう。式ごとによって異なっていますが、プロテスタントでは、聖書の朗読が行われることが多いです。