2017年11月26日

お香典返しの知識とよく送られる品物

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お香典には「故人や遺族の為に使ってほしい」という助け合いの意味があり、お香典返しは頂いたお香典の半額程度が一般的になっています。時期は、四十九日(七十七日)の法要後、二週間以内にお届けするのが一般的ですが、最近では当日返しをなさる方も増えています。

「不祝儀は残さない」という考えから、お香典返しの品物には、あとには残らない「消えもの」を送るのが好まれます。お茶やコーヒー、砂糖や海苔、お菓子等の食べたらなくなるものや、石鹸や洗剤等の使えばなくなるもの、タオルやシーツ等の日用品が定番です。

ただし、最近では固形石鹸を使わない方もいますし、タオル等の日用品は既に持っているから貰っても余ってしまう等の問題があります。なので、素材をこだわる等の、同じものを貰っても嬉しいと思ってもらえる工夫が必要になります。

食べ物の中で、肉や魚は「四足生臭もの」と呼ばれ、昔から避けられているので注意が必要です。他には、お酒等の嗜好品、カツオ節や昆布等の慶事に使われるもの、商品券等の金券は金額が分かってしまうので快く思わない方もいます。

お香典返しに人気の品物と言えば、カタログギフトが挙げられます。人気を集めている理由として、上記で挙げた避けられる品物もカタログギフトでご自身(送られた相手)で選ばれたものならば、問題ないというのが一般的であります。お相手の好きなものを選んでいただける事、食べ物は日持ちが長いもの以外も選べる等があります。