2017年12月17日

仏教の中の浄土宗が行う葬儀の特徴

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日本の中で信仰されている宗教の中でも、一般的に多いのが仏教になります。ですが仏教にも様々な宗派があり、種類としては経典の場合は浄土三部経や法華経に大日経などに分けられています。また経典が同じ種類であっても、宗派自体が異なる事でもまた分けられるので仏教といっても様々な葬式の種類があると考えると良いです。

宗派のなかでも浄土三部経を経典としている宗派の1つになるのが浄土宗になります。実際に浄土宗として葬儀を行う場合ですが、阿弥陀如来を本尊としているので経典となるのが観無量寿経となります。成仏する考え方として、念仏を唱えることが必要だと考える押し絵になります。

そのため葬式でも極楽浄土に行く為に念仏を唱えることが多いです。また念仏も僧侶が唱えるだけでなく、通夜や告別式に参加している参列者も一緒に念仏を唱えるということも行います。僧侶と参列者が一緒に念仏を唱える事を念仏一会と呼ばれており、浄土宗ならでわの葬儀で行われる方法になっています。またお焼香の作法としては、まずは抹香を額の高さまで上げる方法が行われます。押しいただいたあとに香炉に落とします。この作法を1回から3回行うのが作法となります。参列した葬式の規模によって、お焼香をする人の人数によって回数は違いが出てきます。人数が少なければ3回行われますが、人数が多い場合は1回ですませてしまう事もあります。このように同じ葬儀であっても念仏の唱え方やお焼香の作法などに違いが出てきます。